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2004.5.3 富士山（富士宮口より） （静岡県）
毎年恒例になってきました、福山山岳会ゆうすけさんとのGW山行です。
今回はゆうすけさんの友人の逢坂さんもご一緒に、
３人で、富士山に行ってみましょう。
富士駅早朝着の夜行電車でお出迎えしまして、
さて、今回はどこから登りましょうか。
今日の天気予報はどこも今一つパッとせず、時間と共にどんどん悪化傾向。
それなら登山口の比較的近い富士宮口から行ってみましょう。
そんなわけで、早速富士宮登山口に移動です。
途中、富士山スカイラインのゲートが閉じられていまして、
足止めに遭いましたが、何とか登山口に到着しました。
周辺はすでに強風霧雨で、なんだかなぁと言った様子。
それでも、行動不能なほどヒドイ状態でもありませんので、
とりあえず、準備して行ってみましょう。
雪が無いので板を担いでスタートですが、
７合目辺りからボチボチと雪が見えてきました。
それでも、周辺は相変わらずガスですね。
ガスの中(9:50)
富士山は、登りだしから最後まで、ほとんど様子の変わらない、
延々と直登が続きます。
ゆうすけさんたち２人は、ペースよくガンガン登っていきはりますが、
僕はどうも昨日の沢山行の疲れが抜けきっていないようで、
体が重くてなかなか先に進めません。
どんどんと遅れてきましたぞ。
こりゃイカン。。。
途中、何度も休憩してもらいまして、
その度に待ってもらうのですが、動き出すとドンドン離れちゃって、
全くほんとに情けない限りです。
それでも、まぁしゃあない。
焦らず騒がず、マイペースで行きましょう。
ガス霧雨の中ボチボチと高度を上げて行きます。
天気は悪いですが気温は高めですのでアイゼンは不要です。
９合目付近で急に周辺が明るくなってきましたよ。
おぉ、これは。。！
待望の晴れ間(11:48)
なんとなんと、ガスが切れて青空が見えるじゃないですか。
頂上付近は雲の上に出ているようですね。
なんと素晴らしい風景なのでしょう。あぁ感動。
こうなると、少しでも早く山頂に行きたくなりますね。
それ、あと少しだ。ふぅふぅ。
やったー。頂上だー。バンザイ！
お待たせ(12:52)
山頂では先に到着したお２人さんが休憩してはりました。
なんとも、呑ん気な風景ですね。
今日は５合目登山口の天気がヒドかったため登山者はずいぶんと少なく、
僕達の他には４，５人程度。
GW真っただ中というのに、今は貸し切りの富士山頂なのです。
では周辺を散策してみましょう。
火口で記念撮影(13:13)
天気はスカッと晴れている訳ではないのですが、
時折青空が見れてなかなかいい感じです。
元気な２人はすぐ近くにある三島岳に登って、少し滑って足慣らしなのです。
ところが僕の方はどうやら高度障害が出ているようで、
頭ガンガンかなり辛い様子です。
そう言えば前回富士山に登った時も、
標高3400mh以上では同じ状態になったのでした。
そんな訳で、僕は撮影係になって写真をバシバシ。
公衆トイレの様子(14:09)
富士山頂の公衆トイレの様子です。
今は雪に埋もれて屋根の先しか見えませんね。
このトイレ、どうやらこの夏に立て替え工事があるそうでして、
一体どんなトイレに変身するのでしょうか。楽しみですね。
下界は天気が最悪ですが山頂は雲の上でして、
そのため眼下には素晴らしい雲海が広がっています。
雲海の様子(14:06)
さすが日本一の山ですね。
日本中でここだけが青空ではあるまいか、なんて思えます。
さ、ではそろそろ下山しますか。
今回はゆうすけさんは短板スキー、逢坂さんはボード、僕は長板スキーでして、
３者３様のスタイルで楽しいですね。
では行きますぞ、それー。
どんどん滑る(14:24)
滑り出してすぐに雲海の中に突入です。
広大な斜面をいっぱい使って、のびのびー。
あぁ気持ちイイー。
一つ目の雪渓は標高3000mh付近で終わりまして、
板を手に持ち、右隣の雪渓に移動します。
この雪渓も、2800mh付近で終わりまして、
今年はかなり雪が少なめの様ですね。
ブルドーザー道(15:34)
ブルドーザー道の向こうにもう一つ雪渓があるかなぁと思ってどんどん進みますが、
残念ながら、もうおしまいのようですね。
では板を担いで行きましょう。
周辺は強風吹き荒れていまして本日一番のキビシイ様子です。
それでも、ほどなく駐車場に出てきました。
さ、到着ですぞ。お疲れさまでしたー。
今日は一日中ガスの中だと半分アキラメていましたが、
山頂付近で青空に恵まれホント良かったですね。
これはきっとみなさんの日頃の行いの賜物だと思いますよ。
たぶんね。
コースタイム
富士宮登山口2400mh→富士宮山頂3600mh（5時間）
富士宮山頂3600mh→富士宮登山口2400mh（2時間）
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