広島在住のゆうすけさんとの二人旅。
今回は焼岳を目指してみましょうか。
適切な場所に車を駐車し、
ではハリキッて行ってみましょう。
先ずは林道歩きからのスタートなのです。
中の湯温泉が冬期も営業中とのことで、
林道はバッチリと除雪され、今はカチコチに凍り付いていまして、
ズッコケないよう慎重に進みます。
中の湯温泉から上は除雪も中途半端となり、やや安心。
最後のカーブの先にある、柵のスキマから森に入りましょう。
今年は雪が少なく苦労するかなと少し心配していましたが、
雪タップリで、特に問題もなく進みます。
森の散歩(1800mh 7:16)シラビソの森の散歩も、なかなか気持ちがいいですね。
ところで僕はこのコースに過去何度か訪れていますが、
尾根の途中にある1972mhピークに毎回登らされていまして、
今回こそは登らずにトラバースするぞと、慎重に進みます。
でも、何やらいつもの通り少し登り過ぎてしまったようで、
ピークには登っていないと言うものの、
微妙に下りが入ってしまい、んんー、、、
今回の判定は引き分けですかね。
さ、そろそろ高天原に到着ですぞ。
ここでようやく本日の目的地が見えてきます。
ようやく遠景(2000mh 8:31)いつ見ても美しい景色なのです。
それに、見てくださいよ、この晴天。
全く素晴らしいじゃないですか。
結局今回の一連の山旅は３日間とも好天に恵まれ、
これは二人の日頃の行いの成果と言えるでしょう。
うんうん、納得なのです。
高天原から先は木々もまばらで、
周辺の風景を楽しみつつ、慎重に進みます。
カリカリ雪面(2350mh 10:25)山頂直下の雪面はカリカリに凍り付いていまして、
シールでの直登は危険に思えます。
そんなわけで今回は大きく左にトラバースし、
緩斜面を突いて、シールのまま登頂しましょう。
さ、とうとう山頂ですぞ。
やったー、バンザイ！(11:00)
山頂で記念撮影(2455mh 11:15)穂高をバックに記念撮影。
ところで、写真に写っている、
どことなく怪しいオッサンは、
なんとなんと、僕なのですぞ。
これは珍しいですね。
さて、今日は一連の山旅の最終日と言う事で、
電車の時間が決まっており、
残念ながら現状ではそれほどノンビリできません。
そんなわけで、さっそく滑降準備なのです。
ではでは行きますぞ。
それ〜！
ゆうすけさんの滑り(2000mh 11:50)ゆうすけさんは運動神経抜群のスポーツマンでして、
いつ見ても素晴らしい滑りっぷりなのです。
気持ち良さそうだなぁ。
なかなか素晴らしい雪質をタップリと堪能し、
ちょっとだけ安心できそうな場所で、少し休憩しましょう。
谷を見上げる(1700mh 12:19)谷を見上げるとこんな感じ。
ホントに楽しかったですね。
ここからは雪が少し重くなりますが、
引き続き慎重に滑ります。
それと、忘れちゃいけない。
この谷には隠れ堰堤が数か所ありまして、
油断すると、ジャンプしてズッコケて、
身体ごと雪ダルマになってしまうかもしれません。
隠れ堰堤(1550mh 12:28)隠れ堰堤の様子はこんな様子。
これくらいの高さだと、
上手な人なら、逆にジャンプを楽しめそうな気もしますが、
とにかく、くれぐれもご注意ください。
さて、そろそろと谷も終わりに近付き、
本日最大の難所。梓川の徒渉ですぞ。
残念ながら期待のスノーブリッジは見当たりませんが、
川をよく観察すると、おっ！
飛び石渡り(1470mh 12:34)まるでここを渡ってくださいと言わんばかりに、
大きな石が素晴らしい配置で並んでいます。
そんなわけで、最大の難所を無事にクリアし、
林道に這い上がれば、もう安心。
時間的にも余裕が見えてきましたので、
ここでしばらく休憩としました。
林道脇の雪のブロックに腰掛け、
お菓子をポリポリと食べていますと、
数人のハイカーが目の前の林道を通り過ぎて行きました。
雪の上高地もなかなかメジャーになりつつあるようですね。
さ、ではそろそろ行きますか。
板を担ぎ、林道をしばらく進みますと、、、
新しいトンネル(1470mh 13:14)おぉー、これが噂の新釜トンですか。
新しいトンネルが完成してからここを訪れるのは、
僕は今回が初めてなのです。
それにしても、以前の釜トンとは比べ物にならないほど、
立派なトンネルですね。
トンネルの中は、所々に照明もあり、やや安心。
でも作業車が時々猛スピードで通り過ぎ、
そのたびにトンネルの中はホコリまみれ。
ひえぇ〜、ゲホゲホ。
これは大変だ。
コースタイム
林道ゲート1350mh(5:20)→尾根取り付き1590mh(6:30)→高天原2000mh(8:30)→
山頂2455mh(11:00〜11:35)→下堀沢下降→林道1500mh(12:40)→釜トンネル出口1315mh(13:30)
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